消費者金融の借入審査を受ける前に、以下の事項をチェックしてみましょう。
現在の借入状況と収入に占める返済額合計の比率によって、だいたいの借入先が決まってきます。他社からの借入件数が二件以内で、借入総額が年収の三分の一以内のサラリーマンであれば、迷わず大手銀行系のローン会社を選びましょう。
大手なら低金利で有利な金融商品は盛沢山です。
それ以外の方は、中堅クラスの消費者金融か、あるいはそれよりも更に規模の小さなマチキンを選ぶしか方法はありません。他社からの借入件数が4件以内で、借入総額が年収の三分の一のサラリーマンであれば、中堅消費者金融で審査に通るはず
です。
中堅といっても、内容は大手と同等の金融サービスを提供している会社もありますので、内容をご自分でよく吟味して選ん
でください。中小規模の消費者金融は、全国的にも一番多い地域密着型なので、借りやすいと評判です。
もしも、上記以上の借入があるような方は、新規の借入は非常に困難な状況と察します。おそらく、1社か2社は借入審査で落とされていると推測されます。そういった方は闇雲に審査を受けるのではなく、時間をかけて確実に審査に通る金融業者を探すべきです。
時間をかけて探せば必ず融資先は見つかります。それには、信頼性の高い金融情報サイトを閲覧することが重要です。信頼性が低く、虚偽の情報を記載しているサイトが山ほどありますので、ご自分の判断で信頼性の高いサイトを探し出して下さい。
今すぐどうしてもお金が必要な場面に遭遇した際、審査に時間がかかったり、あるいは審査に通るかどうか分からないような金融業者は、どうしても回避してしまいます。審査結果を待たすだけ待たした挙句に却下でもされたら、それこそ泣きっ面に蜂です。
したがって、緊急な場面であれば、確実に審査に通って尚且つ即日融資が可能であることが最低条件となります。
ただ、ここで気を付けて欲しいのは、審査に通ることを最優先して審査の甘さのみで融資先を選んでしまうことです。借入審査が甘いということは、融資をする顧客層を多重債務者に絞っているといことです。
いわゆる「多重債務者向けローン」ということですが、法定金利で決められた上限一杯は当然のことで、それよりも低い金利は期待しないほうがいいでしょう。
間違いなく上限金利一杯(18.0%)での借入条件となりますが、これはお金を融資する側にとってみれば多重債務者への融資は高いリスクを伴いますので、審査が甘い系の消費者金融では当然のことと考えておいたほうがいいでしょう。
そして一番気を付けておきたいポイントは、融資先の金融業者が貸金業登録をした正規の消費者金融であるかということです。店舗の看板や広告には必ず登録番号が記入してあるはずなので、まず最初に確認しておきましょう。
もしも登録していない業者なら、それは違法業者ということになりますので、いくら審査が甘いといっても回避したほうが身のためです。
違法業者(ヤミ金融)は上限金利など関係ありませんので、法外な金利を要求されることがありますし、支払いが滞ったりすると壮絶な取り立てを受けることとなります。