無人契約機

業界を一新させた自動契約機

90年代に消費者金融業界を一新させたのが自動契約機です。当時、業界第二位の地位にあったアコムが業
界に先駆けて導入した「むじんくん」は当初こそ鳴かず飛ばずだったものの、消費者のニーズを掴んだこと
は疑う余地もなく、次第に人気に火が付いていきました。

この無人契約機の影響で新規契約数が増加したのみでなく、業界全体のイメージをも一新させる効果をあげ
たのです。

当時のシステムは、無人のブースに端末用のパソコン、CCDカメラ、カード発行機、スキャナなどが一体
となった専用機器が設置され、顧客はこの端末のタッチパネルで情報を入力していきます。ブースのドアに
はロックがかけられますので、他の人は入れない仕組みです。

他人に自分がお金を借りる姿を見られたくないという心理を巧みについたところが、この自動契約機が認知
された最大の理由です。

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大手各社も次々の参入

導入当時は機器が高額(1000万円以上)することもあって、数十台程度の設置台数だったものが、マス
コミ等の影響で次第に顧客数も増え、更には大手各社も次々と自動契約機に参入していきました。そして三
年後には1000台を越え、ついには主要都市には必ず設置されているほどの台数に飛躍したのです。

参考までに大手各社の自動契約機の名称は、アコムのむじんくん、アイフルのお自動さん、三洋信販のポケ
ットバンク、武富士の¥むすび、プロミスのいらしゃいまし〜ん、レイクのひとりででき太などです。三洋
信販以外はシャレを使って一般受けを狙ったネーミングといえるでしょう。

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自動契約機でカードが発行されるまでの仕組み

以下は、実際に無人ブースに入って自動契約機を操作して、カードが発行されるまでの流れです。

  1. 無人契約機のブースに入って、ガイダンスに従って端末のタッチパネルを操作します。
  2. 本人確認のための身分証明(免許証、健康保険証)をスキャナにセットして実行させます。
  3. 出力された借入申込書に必要事項を記入していきます。
  4. 書類を出力すれば、審査が開始されます。
  5. 審査結果が申込者が案内され、審査に通っていれば契約書に必要事項を記入して送信します。その後カードが発行されてきます。
  6. 審査に落ちていれば、ブースから立ち去っていくことになります。

カードが発行されれば、隣に設置されてあるATMでお金を借りることができます。